「真の美肌」=「素肌そのものにハリ・キメがあり、肌みずからが潤っている透明感ツヤ美肌」
まさにこれが、美健8が目指すものです。
ここまで読んでくださった方なら「3つの皮膚ゾーン」や「素肌そのもの」について、何となくイメージをつかんでいただけていると思います。
そこで、いよいよ「真の美肌」、つまり「素肌そのものにハリ・キメがあり、肌みずからが潤っている透明感ツヤ美肌」という表現の「本質」にせまっていきます。
まず、素肌そのものに「ハリ」のある肌とはどんな肌のことでしょうか?
「ハリのある肌」の特徴は「シワがなく、たるんでいない」こと。
そんな肌を触ってみると「弾力」があることがわかります。
「この弾力を肌にもたらしているものは?」と問いかけてみれば、よりイメージが鮮明になってきます。
「皮膚のどういうはたらきによるもの?」と…
そう考えると「真皮層で、コラーゲンやエラスチンが正常に機能(∵皮膚をしっかり支えられる)し、ヒアルロン酸が十分に存在(スポンジのようにたっぷり水分を含んで)」していることが、肌に弾力をもたらすのだと気がつきます。
つまり、そんな皮膚こそが「肌に弾力をだせる(=ハリをもたらせる)」のだと。
さらに、真皮のコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を生み出しているのは「線維芽細胞」ですから、「線維芽細胞が正常にアクティブに機能している肌」と深堀し、根本を導き出すことができるのです。
ではこのあたりでまとめてみます。
素肌そのものに「ハリのある肌」
=「真皮層で、線維芽細胞がコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸をアクティブに生み出している皮膚がつくりだす肌」
となります。
素肌そのものに「ハリ」という状態は、この現象以外でつくりだすことは難しいことがわかりますね。
もっといいますと、ハリという状態を作りだせるのは「真皮層(基礎化粧品が浸透しない領域)の線維芽細胞」であり、基礎化粧品の力※でどうこうなる領域ではないことがわかります。
※基礎化粧品をつけてハリが出たと感じられたなら、それはポリマー(皮膚の善い菌が激減→皮膚が弱っていく→線維芽細胞も弱る)によってつくられた見せかけの演出です(「素肌そのものの美しさ=真に美なるもの=男性が本能的に魅力的だと感じる肌」はどんどん失われていくという悲しい話ですが…)
次に、素肌そのものに「キメ」のある肌って?
「キメのある肌」=「キメが細かく整っている肌」といういいかたをよくしますね。
わかりやすくするために「キメが細かくなくて整っていない肌とは?」を考えてみます。
キメが細かくなくて整っていない肌は「ザラザラしていて粗く、皮膚の表面の模様がバラバラ」です。
そんな肌は「バリアゾーンが壊され、はがれ、ボロボロの状態」になっていると考えられます。
つまりその逆の「バリアゾーンが正常に存在している状態の皮膚」は「キメのある肌」ということになります。
続いて「肌みずからが潤っている」という表現ですが、これは主に次のふたつの要因によってつくられるものと考えられます。
ひとつは「皮膚が常に新しい皮脂膜でしっかり覆われていて、角質層に『あなたの皮膚が生み出した』セラミドや天然保湿因子が豊富に存在している状態」です。
もうひとつは、先ほどもでてきた「真皮層で線維芽細胞が活発に働いてヒアルロン酸(真皮層の水分量の大半を担う)を生み出している状態(結果として肌のハリに寄与)」ということになります。
「肌みずから」が「潤っている」とは、こんな物理的な状態にある肌だといえます。
では「透明感」のある肌とはどんな肌でしょうか?
紫外線による「濃いシミ」や「くすみ(≒薄いシミ)」が目立たない、いわゆる「美白」といわれる表現がされる肌に近い状態ですね。
もちろん、紫外線によるもの以外の肝斑(女性ホルモンの乱れが原因)、炎症性色素沈着(ニキビや傷の跡、間違ったスキンケアからできるシミ)、ソバカス(雀卵斑:遺伝的なもの)なども「透明感を妨げる」要因ではあります。
ただ私が「透明感を決める決定的な要素」として考えているものは、皮膚そのものが透き通っているようにみえる肌(深津絵里さんのような…)から導き出すことができるのではないかと思っています。
「細胞レベルで!」と表現されることがありますが、その表現は実はまんざらでもなく「表皮層や真皮層の細胞の損傷がきわめて少なく老化していない状態の皮膚」は透明感があり、素肌そのものが透き通ってみえるものと考えられます。
白色に近くない肌でも透明感があって透き通っているようにみえるお肌の女性をみたことはありますよね?
もはやこのレベルになると、長年の「食、生活習慣、思考」における努力の賜物なのでしょうが…(もともとこのような肌質の女性も)
そして、「素肌そのものにハリ・キメがあって、肌みずからが潤っている肌」は結果的に、赤ちゃんのようにツヤツヤした「ツヤ※美肌」に見えるのです。
※ハリ同様、ツヤもポリマーが配合された基礎化粧品で演出することができます(その代償として、「素肌そのもの=真に美なるもの=愛され美肌」を失うのですが…)
まとめます。
「真の美肌」を上記の言葉を使って表現すると「皮膚そのものにハリ・キメがあり、皮膚みずからが潤っている透明感とツヤのある肌」ということになります。
そしてそんな皮膚をもっている女性の肌は、自他ともに認める「美しく見える肌=真に美なるもの」であることは間違いありませんね。
逆に「美肌でない肌」とは「皮膚そのものにハリ・キメがなく、皮膚みずからが潤っていない透明感とツヤのない肌」という表現になります。
なお、皮膚については「だいたいのイメージ」のシンプルな説明にとどめましたが、ここまでの知恵があれば「真の美肌を手に入れるための本質」を理解するには十分なはずです。
では次回からは「具体的にどうすれば『真の美肌』になれて、年齢を重ねてもそれを維持できるのか?」というお話をしていきます。
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