洗顔後(日焼け止めやメイクをする前)に、お肌につける「基礎化粧品」の「目的」って?
お肌に「直接」接触させる「塗るタイプの」基礎化粧品(塗る基礎)は、どんなものじゃなきゃイケナイの?
はい、それは…
【皮膚の常在菌※1を殺菌せず、バリア機能を傷つけることなく皮膚を保護し、健全なターンオーバーの営みを妨げないでアシストすること】
※1 美肌菌:表皮ブドウ球菌など
これ以上でもこれ以下でもありませんね。
だとしたら、「基礎『化粧』品」という表現ではなく「保護基礎(ほごきそ)」と呼んだほうがしっくりくるのでは、と思うのは私だけでしょうか?
ちなみに、「保護基礎」は、これまで私が「塗る基礎(ぬるきそ)」と表現していたものと同義です。
とにかく、【基礎「化粧品(=化粧をするための品物)」】と呼ぶから、私たちは混乱させられてしまう。
さて、広辞苑には、
【化粧(けしょう)】
①白粉おしろいなどをつけて顔をよそおい飾ること。美しく見えるよう、表面を磨いたり飾ったりすること。おつくり。けそう。
②(名詞に冠して)美しく飾った、体裁をつくろった、形式的な、などの意を表す語。
と書いてあります。
これが「化粧」という日本語の正しい意味なのだとすれば、それって「基礎化粧品」のことではなく、「メイク」のことなのでは?
なぜって、肌に塗って「化けさせる」のはファンデーションなどのメイクの役割であって、基礎化粧品の役割ではないですから。
そして、化けさせる成分「合成界面活性剤、合成ポリマー、シリコンなど」は本来、基礎化粧品に配合してはイケナイもの。
これらの成分は、ツヤやハリや潤いを「表面上」演出し、肌を化けさせますが、その代償は将来の「素肌『そのもの』のツヤ・ハリ・潤いなどの喪失」です。
バリア機能を傷つけ、皮膚がむき出しになるばかりか、健全なターンオーバーの営みを妨げますからね。
もちろん、皮膚の常在菌が殺菌されて、皮膚免疫も損なわれますから、このような基礎化粧品は「百害あって一利なし」です。
このように、私たちの脳は日々、化粧品販売者のマーケティング用語によって混乱させられ、バイアスを受けています。
いわゆる基礎化粧品といわれているものを、「基礎 化粧(けしょう) 品」という用語ではなく、「保護基礎」と呼ぶようにしてみましょう。
そうすることで、あなたの思考脳が活発に動き出し、「素肌真美阻害成分※2」が配合された基礎化粧品を避けられるようになります。
※2 合成界面活性剤、合成ポリマー、防腐剤、殺菌剤、エタノール、香料、着色料、シリコン、尿素、合成乳化剤、金属、旧厚生省表示指定成分など
皮膚の常在菌を殺菌せず、バリア機能を傷つけることなく皮膚を保護して、健全なターンオーバーの営みを妨げないでアシストする保護基礎を継続され、
健康的な食事、その他健全な日常生活により、身体の「内側から」肌を育成する、というプロセスで、
【素肌「そのもの」が「本当に」美しい「あなた史上最高の」美肌】
≒【「あなたの肌素質で」出せる「現年齢における」最高の美肌】
≡【あなたMax美素肌】
を手に入れてくださいね。
そんなお肌こそが、素肌真美(すはだしんび)な肌※3なのですから。
※3 「年齢を重ねても、ずっと素肌そのものが真に美しい肌のありさま」、「身体の中から溢れ[あふれ]出るような、細胞レベルで美しい女性が醸し[かもし]出す肌のありさま」をあらわす、やや抽象的な概念。
そして、素肌真美な肌とは、本当の意味での真の美肌であり、「年齢に関係なく、素肌そのものにキメがあって、肌自らが潤っているハリと透明感を兼ね備えたサラサラ・スベスベの美しい肌」のこと。反意語は「逆素肌真美な肌。汚肌。」。