「自分史上最高の美肌」を手に入れるには、
「基礎化粧品の『いわゆる美容成分、有効成分』などと呼ばれているものが、皮膚の『細胞』に効いてプラスに作用することはない!」という知恵をもって、
「逆素肌真美コスメを肌に塗らない!」という強い意志と行動が必要。
まず根本的な【大前提】
① 基礎化粧品は「薬機法」で、成分の「浸透」は「角質層まで」と定められている
∴【大前提】基礎化粧品の成分を角質層より深く浸透させてはいけない
② 一部の医薬部外品は厚生労働省に許可を取って、角質層より「深く浸透させることで『有効成分』を皮膚の奥まで届けて効かす」と謳っているものもある
つまり、基礎化粧品の成分を「角質層より深い表皮層や真皮層まで浸透させることは技術的には可能」。
そこで、浸透させることについて「それって損なの or 得なの?」ということを考えてみましょう。
有効成分やいわゆる美容成分を角質層より深く浸透させることによる「利得」と「損害」を考えることで、その是非を検討するのです。
【利得】
有効成分を浸透させることによる僅かな効果(しかも、効果不明 or 肉眼ではよく分からない程度の効果)
【損害】
肌のバリア機能の破壊(シミ、敏感肌、乾燥肌などを招きやすい皮膚に傾く)
+使用後すぐ、または、時間が経ってからあらわれる副作用(医原病)
+基礎化粧品の購入代金
+害が起きた後の怒りや皮膚科での治療費
+…
∴ 【利得】 ≪ 【損害】←しかも!加速的に増えていく…
これは、科学的に「脆弱性[ぜいじゃくせい]検出ヒューリスティック(考案者は世界最高の知の巨人といわれているタレブ博士)」といわれている「実生活で使える超知的な手法」ですので、ぜひ「食べ物」や「家計」などの日常生活に応用してみてください。
例えば、「このジャンクフードを食べることは損か得か?」と自分に問いかけ、利得と損害を並べます。
そして、「利得 ≪ 損害」となったなら、それはあなたの「美と健康にマイナスの貢献」をするということですので、「このジャンクフードは食べない」を選択すればよいのです。
あなたが、素肌真美を手に入れたいのなら…
以上①②より、例外なく「基礎化粧品を角質層より深く浸透させることは大損」だと思いませんか?
さらにもっと理解を深めたい方は、どうして「角質層より深く浸透」させちゃ「イケナイ」の?をご覧ください。
ここでやっと「基礎化粧品の限界」が知的に…
基礎化粧品でケアしてイイのは、肌の表面の薄い角質層より上の部分だけ。
このことを知って行動するだけで、あなたはかなり素肌真美な肌の女性に近づくことができます。
では大前提として、例外なく基礎化粧品は角質層より深く浸透させてはイケナイ(∵大損)ということでしたから、次にこれを大原則として基礎化粧品の限界を探ってきましょう。
【落とすタイプの基礎化粧品(=落と基礎)】の役割と限界
メイク落とし(クレンジング)、洗顔料(石鹸、洗顔フォーム)など
<役割>肌のバリア機能をいかに傷つけずに、美肌菌をいかに減らさずに、皮膚に不要なものを優しく落とすこと
これ以上でも、これ以下でもなく、落と基礎に「優しく落とす役割」以外のものを求めると、素肌真美から遠ざかっていきますので注意が必要です。
とにかく、落と基礎と皮膚が接触している時間をいかに短くして、優しく素早く「メイク、日焼け止め、その他不要物質」を落とすかが肝となります。
ですから、例えば石鹸の泡による「泡パックなどはNG中のNG」なのです(かなり昔の無知な頃、泡パックを奨励していた自分が恥ずかしい)。
クレンジング剤といわれる、強い合成界面活性剤が配合されているものは、肌を傷つけますので、「落と基礎」の<役割>を果たしていません。
メイク落としには、「天然のオイル(オリーブオイル、スクワランオイル、ホホバオイルなど)だけからなるオイル」を使ってください。
純!石鹸以外の洗顔料(液体の洗顔料、洗顔フォーム、純石鹸でない固形石鹸)も同様に使用NGとなります。
【塗るタイプの基礎化粧品(=塗る基礎)】の役割と限界
化粧水、ブースター、美容液、ジェル、ゲル、乳液、クリーム、部分用、シートマスク、パックなど
<役割1>肌を覆ってバリア機能を外部刺激から守って保護する
<役割2>美肌菌などの常在菌が最適な環境で生息できるようにアシストする
<役割3>皮膚表面の活性酸素を除去する
そして、これらに伴う副次的な効果「ハリやキメが♪」みたいなものは期待できます。
大前提として、それが素肌真美コスメであればの話ですが。
基本的には、上記の<役割1>~<役割3>以外の機能は、塗る基礎には求めてはいけません。
なぜか?
それは、もし求めたなら「塗る基礎を角質層より深く浸透させる必要があるから」です。
でもそれは、「根本的な【大前提】」として「NG」でしたよね。
表皮層、ましてや真皮層に浸透させることはハイリスクで、損害(よくて極々小さいリターン)を招くことになりかねませんので、避けるのことが賢明。
ということで、ここまでが基礎化粧品の限界となります。
これ以上のことは、科学的に不可能なのです。
でも、日焼け止めやメイクから「皮膚を直接守る保護膜」として、塗る基礎の素肌真美コスメは必要なもの。
あと、「素肌真美な肌を手に入れる」という目的を達成する際に、基礎化粧品は脇役であって、決して主役ではないということを念頭においておく。
最後にもう一度だけ、「利得 ≪ 損害」となってしまう基礎化粧品を選ぶと、「プラスよりもマイナスに作用する」という知恵は、「あなたの肌と生活全般に大きな利益」をもたらすもの。
基礎化粧品に出会ったときは、「わざわざバリア機能と美肌菌に害を与える可能性の高いものを選んで使う意味って?」と自問自答し、賢い選択をあなたがしてくれることを願っています。
【追伸】
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